こんにちは、ホロンです。
さて、今日も両学長のリベシティライブを聞いていたら、
「ネガティブなことは目立つんだよ」
って話が印象に残りました。
なので今日はネガティブなことについて書いてみます。
悪いことは目立つように出来ている
ネガティブなことというのは、ポジティブなことに対して、ネガティブの方が約7倍も印象に残りやすいと言われています。
例えば、1万円拾って1万円なくしてしまったという状況があったと仮定します。
(警察に届けろとかそういう話はとりあえず置いておきます。)
この場合、普通に考えたらプラマイゼロで損得はないはずなのですが、
なんか「損した!」っていう気分になりませんか?
そんな感じで、特に損も得もしてないはずなのに、損したと感じるのは、人間は失うことに対してネガティブな感情を抱くようになっているからです。
これは人間の生存本能に由来しています。
昔は色んなことに敏感にならないと生き残ることが出来ませんでした。
寒さを凌げるか、食料を確保できるかなどなど。
あまりにもポジティブすぎると生き残れなかったのです。
「ライオンを一人で狩ってくるわ!大丈夫大丈夫!いけるっしょ!」
みたいに無謀に挑んでいった人がどうなるかは想像に難くないですよね?
- もしこうなったら…
- もしああなったら…
と、色んなネガティブシチュエーションを考えられるタイプの人が生き残り、その子孫が我々なのです。
その考え方は今でも引き継がれています。
だから、人間は意識していないとネガティブな考え方をするように出来ていますし、ネガティブなことが印象に残りやすいのです。
ネガティブ=悪ではない
なので、
ネガティブなことを考えてしまうのが悪いというわけではありません。
むしろその能力があったからこそ祖先たちは生き残ることが出来たのです。
僕らが暇なときにはネガティブなことをつい考えてしまうのも、脳の構造として、生き残るためにネガティブな情報を探すようになっているからです。
ただ、現代ではその能力は残念ながら足かせになってしまっていることも多いですよね。
よほどのことがないと餓死するなんてことはありませんし、
寒さ・暑さもエアコンや着るものを調整するなどである程度コントロールできます。
現代文明に脳が追いついていないんですよね。
なので、脳をどうにか教育していくしかありません。
脳を教育しよう
脳は、自分が興味のないものやどうでもいいと思っている情報はシャットダウンする性質があります。
逆に言えば、脳に「これは自分に関係のある情報なんだ」ということを認識させることが出来ればその情報を積極的に取りに行くようになります。
妊娠したら街で妊婦さんをよく見かけるようになったとか、
車を買おうと思ったらそのメーカーの車をよく見かけるようになったとかの経験がありませんか?
それは、今まで存在していなかったわけではなく、自分に関係のある情報なんだと脳が認識していなかったから見つけられなかっただけです。
自分に関係のある情報だと認識したから、見つけられるようになったんですね。
自分の目的を再確認して、紙に書き出すなりしてみましょう。
すると、そのための情報が目に入るようになってきますよ。
まとめ
なーんか、最初のテーマからちょっとズレてしまった感じもありますが・・・
とにかく
ネガティブなことを考えてしまったり印象に残りやすいのは、脳の構造上仕方ないことなので、ネガティブ思考なのが悪いというわけではない
ってことが伝わってもらえたら幸いです。
これからも、情報を目にして、
「もし〇〇だったら…?」
という考えが芽生えてしまうこともあるでしょう。
しかし、それは祖先たちが生き残るための名残なんだと考え、ある程度のリスクは許容して行動を起こすようにしてみましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。