こんにちは、ホロンです。
今日は「THE LEGEND & BUTTERFLY」という映画を見てきたので、そのレビューを書いてみます。
この映画は、木村拓哉さん演じる「織田信長(おだのぶなが)」と、綾瀬はるかさん演じる「濃姫(のうひめ)」の夫婦の物語です。
ネタバレなしで書いていきます。
織田信長と濃姫
織田信長といえば言わずと知れた第六天魔王と呼ばれた戦国大名ですよね。
- 桶狭間の戦い
- 比叡山延暦寺の焼き討ち
- 長篠の戦い
- 本能寺の変
などなど、その経歴には枚挙にいとまがない織田信長ですが、今回の映画では正室である濃姫との関係についてを中心に描かれていました。
ぶっちゃけ僕は歴史に詳しいわけではなく、教科書で習った程度の知識しかありません。
なので、濃姫についても全く知りませんでした。
そもそも織田信長の正室が濃姫だということすら戦国無双というゲームで知ったくらいです。
ですが、今回の映画を見て、濃姫がどういう性格だったのか、信長をどのように支えていたのかという片鱗が見れたと思います。
濃姫について
軽く調べてみましたが、濃姫に関しては、
- 斎藤道三(さいとうどうさん)の長女である
- 最初に朝倉孝景(あさくらたかかげ)との和睦のために土岐頼純(ときよりずみ)に嫁ぐ
- 土岐頼純が死亡したことで斎藤家に一度戻る
- 織田家との和睦を結ぶため織田信長に嫁ぐ
- 信長との間には子どもはいなかったとされる
- いつどのように亡くなったのかは不明。
くらいしかわかりませんでした。
信長に嫁いだ後も多少のエピソードはあるのですが、ほとんど記録に残っていないそうです。
ですが、あの信長の正室ですから、かなり気の強い女性でないと務まらなかったのではないかと想像します。
実際、この映画でもかなり気の強い女性として描かれており、斬首刑にされてもおかしくないんじゃないかというくらいズケズケと物を言っていたので、結構ハラハラしながら見ていました。
他にもかなり頭が回るようで、桶狭間の戦いの前に信長に戦略のアドバイスをするなど、「こういう形で信長を助けていたのかもな」って思わせる描写が満載でしたね。
この映画では信長と濃姫は最初は馬が合わないような感じでしたが、中盤に行くにつれて互いを信頼するようになり、信長は濃姫を非常に大切にしているし心の支えにしているような描かれ方をしていました。
まとめ
2時間48分とかなり長い映画でしたが、面白かったです。
教科書で伝えられていることも必ずしも真実というわけではありません。
もしかしたら、信長や濃姫の記録も後から付け加えられたデタラメの可能性もあります。
でも、歴史に名前が残っているということはそれなりの理由があるはず。
今回の濃姫にしても、僅かに残った記録から人物像を考え、「こういうエピソードだった可能性もあるな」と思わせることができる脚本を書くことができるというのがすごいです。
今回の映画で、織田信長と濃姫の夫婦の形の可能性を見ることができました。
歴史に大して詳しくない僕でも楽しめたので、歴史好きな方は尚更楽しめるのではないかと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。