雑記

食べ物アレルギーだったけど克服した話

こんにちは、ホロンです。

僕は昔、食物アレルギーがあって魚介類を食べられない状態が長く続きました。

それこそ、20年以上魚介類が食べられませんでしたね。

今は克服して食べられるようになったのですが、昔は魚介類を食べると身体がしびれたり全身にじんましんが出来てしまうためトラウマでした。

判明したのは3歳の頃

魚介類アレルギーらしいと判明したのは確か3歳の頃だそうです。

ある時に母方の祖母が作ったイカ入りのオムライスかなにかを食べて全身にじんましんが出て病院に運び込まれたと聞きました。

以来、他の魚介類を食べてもじんましんがブワーッと出てしまい、魚介類アレルギーと診断されました。

それからは給食で魚介類が出る時には母がお肉のおかずを持たせてくれたりしていました。

まあもちろん、当時幼稚園や小学生だった同級生たちには理解されず、

「なんで魚食べないの?」

と聞かれては、

「アレルギーがあって…」

といちいち説明していました。

残念ながらどれだけ説明しても

「嫌いなものを食べたくないからってズルをしている!」

みたいに言われることもあって辛かったですね…(´;ω;`)

アレルギーのことを小学→中学→高校→専門学校→就職先…と毎回毎回説明し続けていたので、いい加減飽き飽きしていました。

身体の成長と共に緩和されるアレルギー

中学生くらいからいりこ出汁や貝類は食べられるようになり、ちょっとずつ克服しているような感覚がありました。

しかし、やはり魚やイカなどは食べたら舌がしびれ、じんましんが出るということを繰り返し、僕も遠ざけるようになっていました。

20代半ばを過ぎた頃に、じんましんが出ることはなくなったのですが、舌はまだしびれてしまいます。

舌のしびれは慣れさえすれば大丈夫だろうしもうイケるんじゃないかと思いながらも、やはり幼少期のトラウマからなかなか魚介類をガッツリ食べるという行動に踏み切れないという日々が続いていました。

伊勢神宮ツアーで食べた伊勢海老で完全に克服

しかし、ある時、父とともに伊勢神宮ツアーに参加し、その時に伊勢海老が出てきたのです。

いくら魚介類を食べる気になれない僕でも伊勢海老がすごく良いエビだということは知っています。

なので、せっかくだからと端っこだけちょろっと食べてみたのです。

すると、舌がしびれることもなく、なんとなくイケる予感がしたのでそのまま全て頂きました。

食べた後も全然なんともなく、美味しかったという記憶だけが残っているのを覚えています。

この経験から少し自信がつき、他の魚介類もちょっぴりずつ試してみることにしました。

すると、どの魚介類を食べても全く問題ないということが判明❗

おかげで今ではどれもぺろっと食べることができるようになりました。

もちろん

「伊勢神宮ツアーで食べた伊勢海老にはアレルギーを克服する力がある!」

というつもりは全くありません。

僕の場合はそれまでも貝は食べられたり、いりこ出汁は飲めたりしていました。

だから他の魚介類を食べられなかったのは単なる思い込みによるものが大きかったのかもしれません。

つまり、僕がすでにアレルギーを克服していて、その時にたまたま確認ができただけなのかもしれません。

アレルギーを経験したからこそ

アレルギーの経験はなかなか大変でした。

しかし、

「アレルギーにならなかったら良かったのに…」とは思いません。

むしろ、アレルギーになったことにすごく感謝しています。

たぶん、僕はアレルギーになってなかったら食べ物の好き嫌いがすごく激しい子に育っていたのではないかという予感があるのです。

アレルギーを経験していたからこそ、神経質になって食品チェックをしなくていい状態がどれだけありがたいことか身にしみてわかります。

それに、なんでも食べることができるようになったから基本的にどんな食材でも美味しく食べることが出来ます。

好き嫌いが激しくならずになんでも食べられるようになったのはアレルギーを経験したおかげ。

当時の僕は全く考えつきもしなかったでしょうが、今では心からそう思うことができます。

どんな苦い経験でも解釈を変えることでいかようにも心のあり方を変えることはできるんだというのをアレルギーから学ばせていただきました。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。