雑記

スキマ時間をもっとうまく活用しようと思った話

こんにちは、ホロンです。

今日は病院に行っていたのですが、待ち時間をあまり有効に使えなかったなと感じました。

空いた時間で本を読んだり、感じたことをメモしようとしたのですが、途中で寝落ちしてしまって、ほとんど読み書きできませんでした。

「ならば音声教材を聞こう」と思ったのですが、ここで僕の余計なこだわりが炸裂したのです。

音声教材って長いもの、短いもの、様々ありますが、今回僕が聞こうと思ったのは25分ほどの長さのもの。

しかも今まで聞いたことがない、初見の状態のものです。

僕はこういう初見の情報は、

「途中で邪魔されることなく、時間を取って最初から最後まで聞きたい」

という余計なこだわりがあります。

ですが、それをするためには、「25分間誰にも邪魔されない環境」が必要です。

そのため、「この情報を最初から最後まで聞く時間が確保できないなら、その情報は聞かない」という行動を何度も取ってきました。

今の忙しい世の中、なかなかそんな状況って作れないじゃないですか。

しかも普段の日ならまだしも、今日は病院に行っていて、いつ呼ばれるかもわからない状況です。

「絶対に25分邪魔されない」という確信が持てなかったため、結局その初見の情報は全然聞けなかったという結果に終わってしまいました。

25分ならなんとか時間を確保できることもあるでしょう。

ですが、これが仮に2時間の教材だとしたら?

2時間まるまる時間が取れないと、その教材にはいつまで経っても手を付けられないことになってしまいます。

確かに、しっかりメモを取りながら集中したい場合には、それでもなんとか時間を確保することも必要かもしれません。

ですが、いつまで経っても時間を確保できずに結局手を付けられなかった…という状態は一番避けたいですよね。

それに、当たり前のことですが、ガッツリ時間を取って1回だけ聞くのと、1回につき5分の細切れ状態でも何回も聞くのを比べたら、後者のほうが頭に残りやすいです。

思い返せば、僕は試験などでも、分厚い参考書を1冊買って1周して満足してしまうことがよくありました。

当時は、「1回やればすべて頭に入る」と己の能力を過信していたのです。

お察しの通り、結果はズタボロでした。

たとえ薄っぺらい参考書だったとしても、それを何周も何周もやったほうがはるかに多くのことを覚えていたでしょう。

今でも、それと似たようなことをしてしまっているなと感じました。

ガッツリ時間が取るのは難しくても、1分とか5分とかなら絶対に時間を取ることはできます。

今回の失敗で、スキマ時間をもっとうまく活用して、「途中まででも良い」という意識でまず手を付けることのほうが大切だなと感じました。

それに、人間は途中までやったら続きが気になるものです。

マンガとかでも、すごく気になる終わり方にして次週に続く…という手法は多く用いられています。

「うわー、面白い!続きが気になって仕方ない!早く来週にならないかなぁ?」という状態になったら、次週以降も読むようになりますよね?

「このマンガはすごく人気作品らしいけど、途中から読むのは嫌だから時間があったときに1巻から読もう」

とか考えていたら、いつまでもその作品に手を出すことはないでしょう。

例えば、国民的マンガのONE PIECE。

令和6年10月現在、コミックスは109巻もあり、話数にすると1100話以上あります。

僕がONE PIECEを初めて知ったのはアラバスタ編(コミックスで言えば20巻)あたりだったかと思いますが、当時買っていた週刊少年ジャンプでたまたま読んで、「面白い!続きが気になる!今までの冒険も読みたい!」と思ってコミックスを買い揃えたのです。

それから空島編あたりで離脱して、エニエス・ロビー編で戻ってきて…と繰り返しながら、今ではKindleで全巻揃えるくらいにはファンになりました。

途中から読んだとしても、のめり込むことはできるのです。

もしも途中で終わっても気にならなかったのだとしたら、それは自分に合わなかったというだけの話です。

「最初から読む時間が確保できないから読まない」

という選択をしていたら、僕は今でもONE PIECEを読むことはなかったでしょう。

とと、話が逸れてしまいましたね。

とにかく、学生と社会人では時間の使い方が違うかもしれませんが、いずれにせよ途中からスタートすることを恐れる必要がないのは同じ。

自分に合うか合わないかは経験してみないことにはわかりません。

「この音声教材を最初からちゃんと聞かないと…!」と思って全然聞けなくなるくらいなら、「途中で終わってもいいから1分聞こう!」というスタンスでいほうが絶対に良いです。

そう自戒しつつ、スキマ時間を活用していきます。

それでは、今日はこのへんで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。