こんにちは、ホロンです。
僕が尊敬している人の一人に”ひすいこたろうさん(@meigen_hisui)”がいらっしゃいます。
ひすいさんは「モノの見方」を突き詰めていらっしゃる作家さんです。
現在ではほぼ毎日1分のショート動画をYouTubeでアップされています。
(火・水は休みで、日曜日は15分くらいのロング動画を投稿されています。)
語り口がゆったりしていて聞いていてとても心地よいので、ぜひ一度聞いてみてほしいですね❗
今日はひすいさんの動画の中でも”シャバット”について解説されている動画を紹介したいと思います。
シャバットについて
シャバットとはユダヤ人が大切にしている習慣で、日本語では「安息日」と訳されています。
「1週間のうち1日を何もしない日にする」
ことを言います。
シャバットがなければユダヤ人の歴史は途絶えていただろうとさえ言われているほどの重要な習慣です。
詳しい解説はひすいさんの動画がわかりやすいので載せておきますね。
ロングバージョンはこちら。
使える時間は増えているはず
この動画の中でも、心理学者の河合隼雄先生が残した
「今の人はみんな何かしなければと思いすぎる」
という言葉が現代社会の忙しなさを表していると思います。
現代社会はとにかく忙しいですよね?
しかし、僕らは”やらなければならない時間”は短縮され、1日に使える時間は増えているはずです。
昔の人は
洗濯板で洗濯物を洗っていましたし、
遠くに行くにも徒歩や人力車などで移動していましたし、
友人とのやり取りは手紙で数日かけてやり取りをしていました。
しかし、現代では
洗濯物は全自動でやってくれるし、
車や交通機関が発達して誰でも遠くまで行けるし、
友人とのやり取りはチャットやLINEなどで数秒で事足ります。
これらのことは文明の発達で1日もかけずに終わらせられるようになりました。
なぜ現代人はこんなに忙しいのか?
やるべきことは早く終わらせることができるようになったはずなのに、時間が増えたと感じている人は少ないように思います。
文明が発達しすぎて、できることや求められることが増えたからというのもあるでしょう。
ただ、僕は「周囲の人と比較しやすくなった」というのも一例として挙げられると考えています。
- SNSなどでタワマンやパーティ会場でのキラキラした写真を見つけ、自分の人生と比較してしまう…
- チャンネル登録者が自分と〇〇さんでは雲泥の差…
- 大手の会社はすごい偉業をなしているのに自分は何もできてない…
などでしょうか。
そうやって周囲との比較により、
「もっと上に行きたい!!(大金持ちになりたい!!)」
という衝動が沸き起こり、それが忙しさに繋がっているように思います。
しかし、忙しいという漢字は「心」を「亡くす」と書きます。
忙しさに埋没していると、一体自分が何をしたかったのか、よくわからなくなってしまいます。
仮に望み通り大金持ちになっても、
「これが自分が望んでいた光景なのか…?」
となってしまってはやるせないですよね。
だからこそ、積極的に安息日を取ることが推奨されているわけです。
安息日が取れない場合
もちろん、「そんな簡単に安息日を取れれば苦労はないよ」という意見もあると思います。
丸一日なんてとてもとても…と僕でも思ってしまいます😅
そういう場合には、動画で紹介されていたように、
「温泉に行ってみる」というのはいかがでしょうか?
温泉ではスマホを持ち込むこともできず、ただゆったりとお湯に浸かることしかできません。
温泉にゆったり浸かって、ゆっくりと息を吐く。
それだけでも体を緩められて忙しさから解放されるはずです。
丸一日は無理でも、数時間、数十分の安息時間を作ってみましょう😊
もしかしたら
「この時間にもっとできることがあるのに…」
と、温泉に浸かっている時間が無駄な時間に感じるかもしれません。
しかし、贅沢や幸せというのはそういう”無駄な時間”にこそあるものです。
無駄を楽しんでいきましょう😄
最後までお読みくださりありがとうございました❗