雑記

世界のほとんどはグレー

こんにちは、ホロンです。

僕はよく”正解探し”をしてしまいます。

言い方を変えれば、白黒はっきりつけたがる性格だという自覚があります。

ただ、これは自分自身に言い聞かせる言葉ですが、世界のほとんどがグレーであり、白黒はっきりつけたり、0か100かで区別できるもののほうが珍しいのですよね。

例えば、日本の伝統色には灰色が30種類もあります。

灰色、浅葱鼠(あさぎねず)、薄墨色(うすずみいろ)、などなど…

(参考サイト:https://www.boel.co.jp/tips/vol21/

正直、

「これって本当に”灰色”の区分なのか??」

と思う色もいくつかありますが、”灰色がかったもの”も含んでいるようですね。

それだけ灰色は多様にあるということです。

灰色って言ったら白と黒をそれぞれ半分ずつ混ぜたイメージかと思いますが、その比率がちょっと変わるだけでも印象は変わるものです。

世界というのはほとんどグレーでできていて、これが絶対的に正しくて、これは絶対的に間違っていると完璧に線引きできるものではないのですよね。

だから、「これは本当に正しい情報なのか?」と重箱の隅をつつくように受け取るのではなく、「そういう意見もあるんだな」くらいの気持ちで聞く心の余裕を持っておきたいですね。

めちゃくちゃ尊敬している同じ人の発言でも、その時の気分や、伝える相手の理解度によって言うことが変わることもあります。

より勉強して新たな視点を話してくださっていることもあるでしょう。

その人の言っていることが過去の時点とは違ってアップデートされていることもあるわけです。

だから、「昔はこう言っていたのに今は違うこと言ってる!」とか、「この人は100%絶対に正しいことを言ってるんだ!」と0か100かで判断するのはちょっと危険だなと思いますね。

とてつもなく高い視点から話をされていて、今の自分では理解が追いつかないだけという場合もあるかもしれません。

そうやっていろんな可能性を考えていきたいところですね。

ちょっと話がそれました。

ともかく、30種類もの灰色があるということは、それだけたくさんの灰色を楽しむことができのが日本人が本来持っている感性なのでしょう。

白と黒だけでなく、赤みがかった灰色や青みがかった灰色だってある。

いろんな灰色があっていいってことです。

世界のほとんどはグレーであり、その灰色を楽しむ心の余裕を持つことが大事ということでしょうね。

僕も何でもかんでも白黒つけようと躍起になるのではなく、灰色を楽しめる心の余裕を持つ人間を目指します。

いろんな灰色を楽しんでいきましょう。

それでは今日はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。