こんにちは、ホロンです。
今日は、僕が職場の備品の修理依頼を書いて出したときの失敗エピソードを書いてみます。
以前から壊れていた職場の備品の修理依頼を書きました。
具体的には、ポータブルトイレの高さを調整する留め具が片方壊れていて、高さを変えられず、危険なので長い間しまい込んでいたのです。
いい加減に修理をしてもらわないといけないなと思い、
「ポータブルトイレの高さ調整の留め具が壊れたので修理をお願いします。〇〇という会社のポータブルトイレです」
という内容で書類を作成し、修理依頼を出しました。
つい数週間前にも全く同じ部品が壊れていて発注してもらったということもあり、その時と同じように修理が進むだろうと安心していました。
ところが、すぐに、
「型番や具体的にどのように壊れたのかを書いて、再提出してください」
と返されてしまいました。
一瞬、
「いやいや、前回も全く同じところが壊れたし、その時はこの書き方で注文してくれたじゃん」
と思ってしまったのですが、同時に
「そりゃそうだ。ごもっとも」
とも思いました。
修理依頼を受ける側の立場に考えれば、現物を見ていないのに「〇〇会社のポータブルトイレの部品」だけでは、どの部品を修理するのか分かるはずがありません。
その会社のポータブルトイレが一種類しかないならまだしも、いくつかの型式があるのですから当然ですよね。
また、確かに数週間前に同じ部品が壊れていたのですが、その時に発注してくれた人とは担当者とは別の人が担当した可能性もあります。
仮に担当が同じだったとしても、
「その時のことを覚えてくれている」
と考えてしまうのは少し甘い考えだったのかもしれません。
誰が見てもすぐにわかるような記述にできてなかったなと反省しました。
昔からの僕の悪い癖ですが、
「ここまで言ったら、あとは察してくれるだろう」
と考えてしまうのです。
幼少の頃から自分が言いたいことを代弁してくれる人が周りに多く、その結果、自分で最後まで伝える努力を怠っていたのかもしれません。
昔からの付き合いで互いに気心が知れた相手なら、1を聞いて10を察することはできるのかもしれませんが、大半の人に対しては、ちゃんと伝える努力をしないと伝わらないものですよね。
僕自身も、他人の仕草を見てその人の心情を察するほど、人を”観る”ことができているわけではありません。
今回の出来事で、相手が察してくれることを期待し、それが叶わなかったときに感情が乱れてしまうのは非常に自分勝手なことだと反省しました。
今後は、誰にでも伝わるように言葉を選び、相手が理解できるまで噛み砕いて伝える努力が必要だと感じました。
これから先も「ここまで言えばわかるでしょ」と思ってしまう瞬間があるかもしれません。
しかし、そんな考えが浮かんできたときにはまず立ち止まって、「本当にこれで伝わるか?」を考え直さないとなと思います。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。