雑記

「経験値」という名称含めて素晴らしいシステム

こんにちは、ホロンです。

僕は昔、ポケモン赤緑やテイルズシリーズなどのRPGが好きでよくプレイしていました。

今思えば、ああいうゲームって本当によくできているなぁって思いますね。

例えば、「経験値」というシステム。

これは名前も含めて考えた人はめちゃくちゃすごいと思います。

どんな弱いキャラクターでも、その場に顔を出すだけで経験値を得ることができ、レベルアップすることができる。

ポケモン赤緑をプレイした人なら、コイキングを一瞬だけ出して引っ込めてを繰り返し、ギャラドスに進化させるということを経験したことがあるでしょう。

ポケモンは敵ポケモンを倒すことで多くの経験値を得ることができますが、敵を倒さずとも、顔を出すだけで一定の経験値を得られます。

コイキングは最初「はねる」という何の役にも立たない技しか覚えていません。

ある程度レベルが上がったら「たいあたり」も覚えますが、攻撃力は雀の涙程度です。

ですが、一度出してすぐ引っ込める(顔を出す)だけでも経験値を得ることができ、進化すれば四天王の一人も使うほどの強力なポケモンになるのです。

最弱のポケモンであるコイキングが、ある時を境にめちゃくちゃ強くなって重宝されるというのも面白いですよね。

また、僕が知っているゲームでは一度上がったレベルが下がるということはありません。

経験値はどんどん積み重なっていき、閾値を超えたときに急激な変化を遂げるというシステムも良くできていると思います。

これを人生に置き換えるなら、

途中どんなことが起ころうとも、それは「経験値」として溜まっていき、一定以上の経験値を得たらレベルアップする

と言えるでしょう。

そして僕が一番良いなと感じたのが、「経験値」という名称です。

めちゃくちゃ嫌なことが起きようが、絶望に打ちひしがれることが起きようが、それも「経験値」として溜まる。

目に見える変化が訪れるのはしばらくかかりますが、どんなことがあっても「経験値が溜まった!」と考えたら少しは気が紛れるのではないかと思います。

もちろん、災難の渦中にいるときには「この体験も経験値として溜まる」なんて思えないでしょう。

しかし、知識というのは持っているか否かで全然変わります。

「なんで自分の身にこんなことが起こるんだ!」

と思うか、

「この体験も経験値として溜まってレベルアップの糧になる」

と思うかではその後の展開に大きな違いがあるのは言うまでもありません。

少なくとも、僕は後者の考え方のほうが面白いと思っています。

僕自身まだまだその考えが完全に身についているわけではありませんが、この考えをモノにできるよう色々試行錯誤してみます。

参考になれば幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。