こんにちは、ホロンです。
今日は人に迷惑をかけてはいけないと言うのは呪いの言葉だということについて。
両学長のYouTubeライブを聞いて
今日も今日とて、両学長のYouTubeライブを聞いていました。
すると、このような言葉が出てきたんですよね。
「人に迷惑をかけてはいけないというのは呪いの言葉」
これは本当にそう思いますね。
そもそも人は自分一人で生きていくっていうことはできません。
これを聞いて、
「いや、自分は一人で生きてきたしこれからも生きていくんだ!」
って思った方もいるかもしれません。
…が、果たして本当にそうでしょうか?
例えば服。
服一つにしても、布を作るところから全て自分でやっていると言う人はごくごく少数でしょう。
大抵の場合は服屋さんで買っているはずです。
どこかで買い物をするということは、その部分を人に頼っているということ。
電気、水道、食料など、ほとんどの人はどこかの部分で必ずと言っていいほど人に頼って生きています。
世捨て人になって山奥にこもり、何から何まで自分でやっているっていう人は別でしょうが、そのような人は少数派でしょう。
誰かに頼るということは少なからず誰かに迷惑をかけているということです。
そう考えると、人に迷惑をかけてしまうことに対して過度に罪悪感を持つ必要はありません。
とはいえ、僕も「人に迷惑をかけちゃいけないよ」と言われて育ってきました。
何かを頼んだりするのはその人の時間や労力を自分のために使ってもらうということです。
人に頼る→その人の時間・労力を奪う→迷惑になる→やっちゃいけないこと
という思考回路になってしまい、なかなか人に頼る経験をすることができませんでした。
長男であることも関係している?
これは僕が長男であるということも関係があるのかもしれません。
弟や妹から頼られるということはあっても、僕が弟や妹に頼るということはあまりしてきませんでした。
初めて聞いたのですが、
「長男・長女症候群」という言葉があるのですね。
最も、正確な診断名というわけではなく考え方の一つのようですが。
長男や長女は弟や妹がいるから
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからしっかりしなさい!」
と言われることが多いです。
また、本人も
「自分がしっかりしないと」
という考え方になる傾向にあるようです。
僕もその例に漏れず、
- 何かしてないと罪悪感を感じる
- 他人から頼まれると断れない
- 弱音を吐けない
などの特徴に当てはまります。
そういう経験もあってか、「自分一人の力でなんとかしないと!」という気持ちになってしまうことが多かったです。
それゆえになかなか人に頼るということができませんでした。
それでも最近は本当に少しずつではありますが、人に頼るという経験ができてきている様に思います。
人に迷惑をかけることに対して、過度に罪悪感を感じる必要はないんだと思えるようになってきています。
人に迷惑をかけまくっていいんだ!というわけではない
矛盾することを言うようですが、迷惑をかけることに罪悪感を感じなくてもいいと言っても、
「そっか、迷惑をかけていいんだ!じゃあ色んな事を注文したりしてやろーっと!これくらいはやってもらって当たり前だよね!」
というわけではもちろんありません。
〝当たり前〟という感情は〝感謝〟から一番遠い言葉です。
なんでもやってもらって当たり前だと思うようになったら赤信号。
良くも悪くも人間には慣れがあります。
だから油断していると今あるものややってもらっていることは当たり前の存在になってしまいます。
先程の服の例でも話したとおり、
誰かのサービスを利用して生活しているということを忘れずに感謝の心で過ごすようにしたいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。