雑記

人はみんな変人

こんにちは、ホロンです。

僕は昔、「普通でありたい」と思っていました。

正確には、自分が多くの人と違うようなことをして、からかわれるのが嫌だったのです。

ただ、大人になった今、

「そもそも人間みんなそれぞれ変わったところがあるよな」

と気づいたのです。

当たり前ですよね。

ドッペルゲンガーじゃあるまいし、自分と全く同じ人間なんて存在しません。

もし存在していたら、もう片方の存在意義がなくなってしまいます。

人間はみなそれぞれ変わったところがあり、言い方を変えるなら、「人間はみんな変人」なのです。

変人とは「変わった人」と書くのですから。

でも、人間は人とは違う変わったところがあるからこそ、それぞれ別の能力を持っているのです。

みんながみんな、大工仕事ができるわけじゃない。

みんながみんな、ギターを弾けるわけじゃない。

みんながみんな、絵を描けるわけじゃない。

みんながみんな、整理整頓ができるわけじゃない。

でもだからこそ、不得意なことを誰かにお願いして、相乗効果を生み出すことができるのです。

自分では普通にしているつもりなのに、「変わっているね」と言われたら、傷つくことがあるかもしれません。

ですが、考え方によっては、自分では気付けなかった自分の才能を見つけてくれたと考えることもできます。

僕はすぐに意識があっちこっちに飛んでしまい、なにかに没頭できる人を羨ましく思います。

ですが、没頭している人からしたら、自分の世界に入り込みすぎて周りに目を向けられないという欠点にもなり得るわけです。

もしかしたら、僕の「意識が分散して集中できない」という悩みは「色んなところに意識を向けることができる」と捉えて羨ましく感じるのかもしれません。

自分の能力は見方次第で、いくらでも良いようにも悪いようにも捉えることができます。

ですが、人間は自分が理解できないものを排斥しようとしてしまう生き物でもあり、これが悲劇を生んでいるわけです。

残念ながら、僕にもそういう側面があることは否定できず、修行不足を感じます。

僕がやりたいことの1つは、そうやって世間から爪弾きにされている人の強みを見つけられるようになること。

僕はまだまだ人の強みを見つけられているわけではありませんが、人はみんな変わったところがあり、それが強みなんだという意識で、人を見ていこうと思います。

それでは、今日はこのへんで。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。