こんにちは、ホロンです。
日が当たらない裏方の仕事って本当に素晴らしいなと改めて感じます。
映画を例に出すと、映画で主に注目されるのは、
- 俳優(役者)
- 監督
くらいです。
ですが当然ながら、映画は俳優(役者)と監督だけでは作ることができません。
- 脚本家
- 音響監督
- カメラマン
- メイクさん
- 照明技師
- 映像編集者
など、数多くのスタッフがいて、それぞれベストを尽くすことで1つの作品を作り上げることができるのです。
どんなカリスマ俳優・監督だろうとも、彼らの協力無しでは映画の製作は絶対に不可能です。
ただ、彼ら裏方は表立って称賛を受けることはまずありません。
せいぜい、スタッフロールに名前が記してあるくらいで、同業者などでない限り、
「うわー、この照明さんの光の当て方がめっちゃ上手い!参考になるなぁ!」
など思われることはまずないでしょう。
彼らは名前が残ることはないかもしれませんが、作品作りになくてはならない存在です。
これってめっちゃ徳を積んでいるなと個人的には思うのです。
裏方が全力でサポートするからこそ、表に出ている人たちは全力で自分のやるべきことだけに集中でき、結果を残すことができるわけですから。
日が当たらなくても、誰かのサポートに徹することができるってとてつもなく素晴らしいことだと思います。
歴史上の人物も、彼らを助けた名もなき人たちがたくさんいたはずです。
彼らの名前は残っていませんが、その人達の出会いや協力なくして、歴史上の人物は偉業をなすことはできなかったでしょう。
それは現代に生きる僕らも同様。
多くの人は自分で食料を最初から育てることも、鉄や木を加工して道具を作ることもできません。
電気・水道といったインフラを整備する人、野菜や米を作る農家さん、それらを運ぶ運送業者さんなど、彼らのおかげで僕らはその恩恵に預かることができているわけです。
僕らは大きな循環の中に生きていて、そこから外れている人なんて1人たりともいないのですよね。
そう考えたら、自分一人だけで何もかもできるなんて傲慢なことは言えなくなります。
ただ、人は自分のことだけを考えるとつい傲慢な気持ちになってしまうもの。
僕も、「自分だけが頑張ってる」と思ってしまうことがありますが、そんなときには決まって、自分のことだけを考え、自分を支えてくれている人たちの存在を忘れてしまっています。
自分も大いなる循環の一部だということを思い出し、その循環に貢献できるようにしていきたいと思います。
具体的には、掃除をしてその場をキレイにしたり、人の悩みを聞いたりなどですかね。
支えてくれている人への感謝を忘れずいたいです。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。