こんにちは、ホロンです。
今日は
「本当の自分と発信している自分が乖離してないか」
という話。
先日、「夜のクラゲは泳げない(略称:ヨルクラ)」6話を見ました。
この話で、主人公たちの匿名アーティスト「JELLE(ジェリー)」にみー子というアイドルの卵からの依頼が届く様子が描かれました。
彼女は17歳として活動しており、SNSでもダイエットのためにサラダだけを食べてるなどの発信をしていました。
しかし、本当の彼女の姿は全く違います。
- 年齢は31歳
- バツイチ子持ち
- 普段は焼き鳥屋さんなどでバイト
- ダイエットなどもせず食べたいものを娘と食べている
など、発信している内容と現実がバラバラであるという状況。
そろそろ契約解除の話も出てしまうという崖っぷちの中、それでもアイドルになるという夢を諦めきれない彼女は、それまでのライブを邪魔されたなどちょっとした因縁もある「JELLE」に楽曲依頼をします。
しかし、発信内容と現実が全く違うということをみー子の子どもやその同級生は知っています。
子どもは母親の夢を応援しているのですが、同級生からはバカにされていました。
そこから色々あって最終的に、みー子は自らの進退を賭けたライブで、今まで発信していた内容は嘘だったと本当のことをぶっちゃけます。
その衝撃的な内容にショックを受けて離れたファンもいたのでしょうが、結果的に大バズリを果たしました。
コメント欄にも「30歳超えてもかわいいを諦めなくていいんだって思えて心が軽くなりました!」といった暖かいコメントが届いていました。
嘘をついて発信していたときには泣かず飛ばずでしたが、本当の姿を隠さなくなったことでファンが増えていったのです。
もちろん、これはアニメという架空のお話であり、現実ではそううまくはいかないものなのかもしれません。
しかし、僕は現実世界でも当てはまるものがあると思うのですよね。
自分を偽った発信で誰かをファンにできたとしても、それは偽りの情報に集まってきているというだけ。
いわばブランド物に身を包んで、そのブランドというステータスを見てもらっているようなものです。
それでは、そのステータスがなくなったらすぐに離れていってしまいます。
ヨルクラ6話を見て、自分は本当はこういう人間なんだってことを素直に表現していくのが大事なんだろうなって思わせていただきました。
もちろん、それによって離れてしまう人もいるかもしれません。
しかし、そういう人は表面的な部分だけしか目が行ってなかったというだけの話。
そういう人はいずれどこかで離れていきます。
これは自分自身、こうやってブログを書いていて本当にそう思います。
僕自身、書きたいことが全く思いつかず、しんどいなって思うときもあります。
何かを伝えたいと思う反面、何をどう伝えて良いのかわからなかったり、感想とかを書こうにもうまい書き方が思いつかなかったりします。
正直、もうブログに書きたいことなんてないから辞めちまおうかなって思ったことも一度や二度ではありません。
今にして思えば、自分を無理に偽っていたのかもしれません。
そうではなく、しんどいときには
「今日はしんどいからあまり大したこと書けないけどごめんね!」
というくらい、素直な自分を表現することが大事なのかなって思いました。
ファンがつくには時間がかかるかもしれませんが、無理に自分を偽って、無駄に装飾品をつけてそれでファンがついても嬉しくないですからね。
もちろん、時にはめちゃくちゃすごい人たちを見て、
「自分はああいうふうにはなれないな…」
って思ってしまうこともあります。
そういう揺れ動く感情も素直に表現できるようにこれからも文章を書いていきます。
自分に正直であれ。
それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。