こんにちは、ホロンです。
基本的に人っていうのは
「この情報は自分にとって価値がある情報なのか?」
について無意識のうちに考えるものです。
いくら他の人が
「これめっちゃ面白いよ!!」
と勧めたとしても、自分にとって見る理由がなければ見ることはありません。
これを見ることで
- お金持ちになる方法がわかる
- モテる方法がわかる
- すごく切ない気持ちになれる
- 魂が震える体験ができる
など。
僕も何度も自分が好きなものを紹介したりしていましたが、
「目の前の人に見てもらうにはどう言えばいいか?」
ということは全く考えられていませんでした。
僕の場合は「提案を断る」ということができなかったために友人に勧められるままの作品を見て、見事にアニメオタクになったものです。(別に後悔しているわけではありませんが。)
ただ、
「自分は相手が勧めたものをきちんと見たんだから、相手も自分が勧めたものを見てくれるだろう」
という甘い考えもありましたね。
やっぱり勧めたものを見てもらえなかった時には、
「なんで僕は見たのにこの人は見ないんだよ!!」
と思ったものですが、今思えば友人が勧める時には結構僕が興味を持ってもらえるように話をしてくれていたと思います。
興味を持っていない事に関する情報はシャットアウトしてしまいますからね。
もちろん、
「自分はこれが好き!!」
というのは誰しもにあるでしょうし、それは誇りに思うべきです。
ただ、「目の前の人に共感してほしい」と思うなら、「その人に興味を持ってもらうために自分がどう振る舞うか?」を考えなければならないのです。
ここが僕にとってずっと鬼門なのですよね。
僕は自分が「これが好き!!」って思っても、他の人が「ふーん」という反応だったらすぐに諦めてしまうくせがあります。
「あ、この人はこれには興味がないんだな。じゃあ別にいいや」
という具合に。
明らかに興味がなさそうなのにあまり勧めるのも悪いかなって思ったりもするのですが、結局のところ興味を持ってもらうための努力をめんどくさがっているだけなのです。
このあたりは未だにどっちがいいのかわからないんですよね。
迷惑を承知で推し進めたほうがいいのか、一定の線引きをしたほうがいいのか。
もちろん、状況によりけりでしょうけど、僕の場合は線引きをしすぎている気がするので、推し進める方向に舵を切ったほうがいいのかなとも思います。
いろんな状況に対応できるようになるためには、いろんな状況を経験しておくことです。
実体験が伴っていない言葉はどうしても空虚に聞こえてしまうものですしね。
人は基本的には自分のことにしか興味がないものですが、そこからいかに他のことに興味を持ってもらえるかを考えるのは必要になってくるのでしょうね。
何事も、興味を持つことから全てが始まります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。