こんにちは、ホロンです。
今日も30分で書いていきましょう。
抽象的な概念というのはイメージしづらいものです。
例えば、「動物をイメージしてみてください」と言われたとしましょう。
ところで、動物と言われてみんな同じものをイメージできますか??
かなり難しいというか、不可能ではないでしょうか?
なぜなら、動物と一口に言われても、それが犬なのか、象なのか、鳥なのか、人によって想像するものはまるで違うからです。
では、犬をイメージしてくださいと言われたらみんな同じものを想像するでしょうか?
それもまたNOです。
なぜなら犬にも、ブルドッグ、チワワ、柴犬、ダックスフントなどの様々な種類があるからです。
「犬」だけではまだ抽象的なのですね。
自分がイメージしたものと同じものをイメージしてもらうには、もっともっと具体的にする必要があるのです。
例えば、「〇〇さんが飼っている□□という名前の犬」と言われたらどうでしょう?
ここまで言ってようやく具体的にイメージすることができるのではないでしょうか?
それだけ、抽象的な概念はイメージしづらいものであり、もっと具体的に描いていく必要があるのだと学びました。
これは僕が好きなアニメなどでも言える話です。
アニメに限らず、大体の作品って最終的には、
- 仲間の存在が大切
- 感謝と慈しみを持って接しよう
- 人助けをしよう
- 言いたいことは溜め込まずに言い合おう
- お金に囚われずに生きよう
などの結論に達するものが多いですよね。
ですが、これだけ言われても、
「そんなこと言われても…」
と受け入れることができない人が大多数ではないでしょうか?
僕だっていきなりこれらの結論だけ言われても、
「キレイゴトじゃねーか」
と思ってしまいます。
それこそ、感謝が大事とか、互いに助け合おうとか、結論だけなら幼稚園児の頃から教わってきたはずなのです。
でも、これらの回答はあまりにもフワッとしすぎているから、実感を持てません。
実感を持てないから、素直に受け入れられないですよね。
本当に幼稚園児の頃に教わっていたことをみんながみんな実践できるのなら、誰かを恨む連鎖なんて起きないはずなのです。
だからこそ、ちゃんと理解できるように具体的にエピソードを説明していく必要があるのです。
結論だけでは受け入れられない。
結論を受け入れてもらえるために具体的なエピソード(物語)があると言っても過言ではありません。
物語を通して、キャラクターたちが具体的にどういう状況を体験して、どんな挫折を味わって、どんな学びを得たかを客観的に見ることで、感謝が大事などの抽象的な概念を(一端だけかもしれませんが)理解することができるのですよね。
とはいえ、僕もまだまだ具体的なエピソードを書くのは苦手です。
抽象的なフワッとした結論のほうが書きやすいんですよね。
ただし、抽象的な結論だけでは受け入れてもらえないのもまた事実。
抽象的な概念を具体的に書けるように、ライティングを磨いていく必要があると感じました。
それでは、今日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。