こんにちは、ホロンです。
ミニマリストしぶさんの新刊、
を読みましたのでレビューを書いていきます。
ミニマリストというとモノに興味がない人たちと思われてしまうかも知れませんが、本質は逆で、
「雑多なモノを減らして自分にとってトキメキを感じるモノだけを残す」
のがミニマリストなのです。
「モノを減らしていく過程で、なぜそれを選んだのか?」
と理由を語れるのが真のミニマリストだとしぶさんは言います。
単にモノを減らすだけでなく、いわば自分にとっての一軍のモノのみで固めるために他の雑多なものは手放していくというわけですね。
一つ一つモノを持っている理由を語れるのはモノ選びのスペシャリストということができるでしょう。
そんなモノ選びのスペシャリストのミニマリスト100人に聞いた
「ミニマリストのおすすめアイテム」
が詰まっているのがこの本です。
僕もミニマリズムには憧れがあり、具体的にミニマリストの人たちはどんなアイテムを使っているのか気になったので読んでみました。
無印良品のシリコーン調理スプーンやバルミューダのレンジなど自分が全然知らない商品が紹介されていて新しい発見がありました。
特に無印良品のタオルは気に入ったので会員登録して早速オンラインで注文したほどです。
モノだけでなく、食生活や習慣という切り口からもミニマリストの考えを知ることができました。
ただ、残念な点としては、
「1カテゴリにつき1つの商品しか紹介されていなかった」
ことです。
例えばタオルなら、
「無印良品のタオル」
スマホなら、
「iPhone」
という感じです。
ズバッとした回答にするために一つしか紹介しないスタイルなのかもしれませんが、個人的には物足りなさがありました。
以前書かれていた「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」などと違って何度も読み直す本ではなく、雑誌感覚で読む本だという印象です。
いくつか参考になったのですが、個人的には各ページもう少し詳しく理由が書かれていたらありがたかったですね。
僕は本を読むスピードは決して早くありませんが、それでも全部読むのに1時間少ししかかかりませんでした。
ミニマリストの人たちがどんなアイテムを持っているのかズバッとした回答がほしい!という場合には有効かもしれません。
ただ、個人的にはこの本は購入する前に本屋で一度パラパラと立ち読みしてみることをオススメします。
いろんなミニマリストの方々の意見を聞いてまとめた本という感じで、他のミニマリストの意見もいくつか載っていました。
ミニマリズムも人それぞれ。
自分に合うやり方でモノを減らしていけばいいということがわかりました。
ご参考になれば幸いです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。