雑記

相手の頭の中に絵を描く

こんにちは、ホロンです。

今日読んだ本の中でピンときた表現があったので、それについて書いてみようと思います。

人は自分自身に興味がある

今日読んだ本の中に、

「あなたのことなんて誰も興味がない。自分に得があるかどうかだけを見ている」

というフレーズがありました。

本当にそのとおりだと思います。

いやー、自分のことを知られるのが怖いからという理由でずっと発信してなかったのがアホらしく思えるくらいズバッと書いてあって笑ってしまいました(笑)

商品にせよサービスにせよ、基本的に生み出されるまでの過程を重要視する人っていうのはほとんどいません。

多くの人は自分の生活をどのように豊かにしてくれるのか?を考えて購入しているものです。

未来を想像させる

例えば、ロボット掃除機を買いたいと思った人は、ロボット掃除機を買うことで

  • 掃除の時間が減って自分の時間を確保できる
  • 床にモノを置かなくなって整理できる
  • 動いているロボット掃除機を見て癒やされる

などの未来を想像し、財布と相談して、それでもその未来を手に入れたいと思ったときに購入しているわけです。

ロボット掃除機を開発するに至った過程とか、商品を販売するまでの様々な挫折やトラブルなどを知りたいと思う人はほとんどいないでしょう。

それを手に入れることで自分の未来はどのように変わるのか?

これをしっかりと頭の中にイメージしてもらうことが大事なんですよね。

そして、相手にイメージしてもらうには、まずは自分自身がしっかりイメージして言葉で説明できるようにすること。

自分がイメージできていないことは言葉にすることができませんし、言葉にしなければ当然相手に伝わることもありません。

そして言葉にする時には、一つ一つ手順を踏むように書いてみる。

引き込まれる文章を書ける人っていうのはそうやって相手の頭に絵を描いてもらうような文章を書ける人だと思っています。

そういう僕自身、あまり相手の頭に絵を描くような書き方を練習してなかったので、今からちょっとやってみます。

未来を想像させる文章を書いてみる

ロボット掃除機の例でいうと…

あなたが慌ただしく出かけて行って誰もいない部屋。

9時になったら独特のSEを鳴らして自動的に起動します。

掃除が始まると、ウィーンと起動音を鳴らしながらブラシを懸命に動かし、雑巾がけをするように向こうまで行って戻ってを繰り返しながら途上にあるゴミを吸い込んでいきます。

途中に障害物があったとしても、前方にあるカメラで感知して避けながら掃除を行います。

1時間位経ってやがて部屋の全てを掃除し終わると、自動的に元あった位置に戻ってきて、掃除完了のBGMを鳴らしながら充電を開始するのです。

もし途中で充電が無くなりそうになっても大丈夫。

自動的に充電ステーションまで戻り、充電を開始します。そして十分充電されたらまた途中掃除していたところから掃除を再開するのです。

あなたが帰宅した時、そのあまりの床の美しさに思わず吐息をこぼすことでしょう。

うん、こんな感じでしょうか。

現時点での僕の思いつくロボット掃除機を手に入れたときの未来を書いてみたのですが、上手くイメージできましたでしょうか…?

もっと上手く書ける人はもっと良い例え方をしたり、さらに深堀りして書けるのでしょうね。

ただ、少なくとも「掃除を自動的にやってくれる機械」と書かれているよりは自分が使用しているイメージができるのではないかと思います。

こんなふうに、

「相手の頭の中に絵を描く」

事ができるのは必須条件と言ってもいいでしょう。

その未来を相手がほしいと思えば商品を買いますし、ほしいと思わなければ購入しません。

でも、相手の頭の中でその商品を使うイメージを持たせることができなければ、売れることはありません。

まとめ

僕もまだまだ相手の頭で絵を描いてもらう事ができているかはわかりません。

ですが、練習しないことにはうまくならないのも事実。

特に僕は教科書に書かれていることをアウトプットすることは出来る方なのですが、地頭力と言いますか、情報を実際に自分の生活に落とし込んで実践するのはまだまだ練習が必要です。

情報を情報のままで終わらせていては意味がありません。

実際に情報を実践できるようにならないと頭でっかちになるばかりです。

自分自身、こうして書いていても頭でっかちになってしまっているなって感じているので、練習していきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。