こんにちは、ホロンです。
僕はずっっっっっっと、
「なにか面白いことないかなぁ」
って言うのが口癖でした。
テレビ番組、ゲーム、ネット、遊戯王カード、普段の日常。
何をしても、何を見ても、瞬間的には笑えるものがあるのですが、終わった途端に次が欲しくなってしまっていたのです。
娯楽なんて有り余っているはずなのに「面白いこと」を求めて次から次に消費しては不満をぶちまけている毎日でした。
いやー、面白いことがないって言っていた当時の僕よ。そりゃ当たり前です。
面白いことというのは自分で作っていくものだからです。
僕の好きなアニメのセリフ
僕の好きなアニメの一つに「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品があります。
ヒロインである涼宮ハルヒは面白いことを求めて「宇宙人、未来人、異世界人、超能力者」を高校生になっても探し求めているというなかなか頭のネジがぶっ飛んでいるキャラです。
そのハルヒに興味を抱いた主人公「キョン」が出会うところから物語はスタートします。
普通の学園モノかと思いきや、〝ビミョーに非日常系学園ストーリー〟というキャッチコピーの通り、面白い設定があります。
まあその話はまた今度にするとして。
そのハルヒのセリフに、
「ないんだったら、自分で作ればいいのよ!」
というものがあります。
これは本当にそのとおりですね。
ハルヒも、何かもっと面白い部活がないか?と探し回るところからスタートし、キョンとの対話からヒントを得て、自分で部活を作るという発想に至ります。
他人に対してもっとこうしろああしろと言ったところで、他人が動いてくれるわけではありません。
それよりは、自分で作った方がはるかに自分の望む結果が得られます。
もちろん、プロのようにうまくはいかないでしょう。
自分の作るものが壊滅的に下手すぎて絶望するかもしれません。
しかし、それでも〝自分から動いて作り始める〟ことが大事だと思います。
下手くそだろうとまずは完成させて公開する
先程の涼宮ハルヒの憂鬱のエピソードの中に、〝朝比奈ミクルの冒険〟というものがあります。
これはハルヒたちが文化祭に向けて撮ったオリジナル映画です。
…が、
- ストーリーは破綻してる
- カメラはブレブレ
- なぜか急にCMが入ったりする
などかなりめちゃくちゃな映画です。
にもかかわらず、自信満々に超大作だと銘打って文化祭で公開しているのです。
彼女たちのスゴいところは、なんと言っても〝映画を完成させた〟ということ。
普通の人なら「何だこの駄作…」となって途中で制作放棄してしまうでしょう。
でも、彼女たちは最後まで完成させて公開した。
しかも楽しみながら。
(まあ正確には最初から最後まで楽しんだのはハルヒだけで他のメンバーはひいひい言いながらなんとか形にしたというレベルではありますけど。)
このエピソードからも、
「どんなに酷い出来だと思ったとしても、まずは完成させて公開しろ」
というメッセージだと僕は受け取りました。
(作中では当のハルヒは自分の映画が酷い出来だとは欠片も思っていないのですけどね。)
まとめ
自分で何かを作ることを楽しみながら行っていく。
もちろん、トラブルは起きるでしょう。
作ったものが下手すぎて絶望することもあるでしょう。
しかし、まずは作り始めてみないことには何も始まりません。
そして、自分で作るものというのは、ただ受け取るだけのものよりも遥かに楽しいことなのです。
作曲、ブログ、絵、ラジオ、YouTube、料理、日曜大工…
なんだろうと構いません。
何かを自分で作り出す。
それこそが、この世の中を楽しく生きるために必要になってくるものなのではないかなと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。