雑記

昨夜はスマホの電源を切って過ごした

こんにちは、ホロンです。

昨夜スマホの電源がなくなりそうだったので充電しようとしたのですが、ふと思いついて、スマホの電源を切って過ごしてみました。

すると、予想以上によかったです。

具体的に言うと、スマホの通知音に思考や作業が邪魔されることがなくなり、ついスマホに手が伸びてネットサーフィンをしてしまうこともありませんでした。

スマホの電源が入っていると、どうしても気になってしまいます。

僕は基本的にほとんどの通知はオフにするように心がけているのですが、やはりいくつかのアプリは通知オンのままにしており、通知が来るたびに、ついスマホに手を伸ばしてしまいます。

しかし、スマホの電源を切るだけで、心の落ち着き具合が全然違うなと感じました。

iPhoneを開発したスティーブ・ジョブズが我が子にiPhoneもiPadも触らせなかったという話がありますが、非常によくわかります。

大人ですら、スマホの魔力に抗うのは至難の業です。

好奇心旺盛な子どもがスマホを手にしたら、さらにいろんなコンテンツを貪ってしまうことでしょう。

スマホは非常に中毒性があり、すぐに面白いコンテンツに触れることができます。

それも、大した苦労をすることなくです。

そして、それがいつしか”当たり前”になってしまいます。

すぐに面白いコンテンツに触れられるのが当たり前という状態になってしまうと、ちょっとの待ち時間すら苦痛に感じるようになります。

無駄に耐えずに済む方法があるならその手段を取るのもいいかもしれませんが、基本的になにか物事を成し遂げようとするなら成果が出るまでにはタイムラグがあるものです。

種を植えた翌日に実がなって収穫できるなんてことはありません。

しかし、スマホなどのデジタルデバイスはそこら中になっている実を食べるような結果を得ることができてしまいます。

そうやってドーパミン的にすぐに何かを得られることに慣れすぎてしまうと、根気強く粘り強く何かを続けることができなくなってしまいます。

ちょっとやってすぐ結果が得られなかったらその方法は違ってたんだと思ってすぐに別の方向に舵を切るようになります。

確かにそういうフットワークの軽さが武器になることもありますし、必要な場面もあるでしょう。

しかし、結局どこかで”続ける”ことをしていくタイミングは来ます。

そして”続ける”ためには、結果がすぐに出なくても耐えることが必要になります。

だからこそ、手軽にいろんなコンテンツに触れられるスマホに慣れすぎると危険だと思うのです。

しかし、現代社会でデジタルコンテンツに触れるなというのは無理な話です。

それなら、せめてスマホよりもパソコンでコンテンツに触れるほうがまだ良いと感じています。

パソコンはスマホと違って画面が大きく、片手で手軽に操作することができません。

ある程度の作業スペースが必要になりますし、画面の切り替えもスマホほど簡単にはできません。

これもパソコンのいいところだなと思うのです。

僕はデジタルデトックスは休日にならないとできないと思いこんでいましたが、何も何時間もやらないといけないというわけではありません。

帰宅してからはスマホを触らないと決めて電源を切ったあとに鍵付き金庫に入れておくのも一つの手でしょう。

帰宅してから朝起きるまでスマホの電源を切っておくだけでもかなりの時間を捻出することができそうです。

あまりにも手軽に結果を得られることに慣れすぎると、いつか大きなしっぺ返しを食らうような気がしてなりません。

そのためにも、定期的にデジタルデトックスをしていこうと思います。

毎日は難しいかもしれませんが、まずは帰宅後にスマホの電源を切ることからやってみることにします。

それでは、今日はこのへんで。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。