こんにちは、ホロンです。
ぼーっとする大会というものがあるということを聞きました。
この動画は2023年11月3日に東京の港区で開催された、いかにぼーっとできるかを競い合うという”ぼーっとする大会”の様子です。
ルールは90分間ただぼーっとするだけ。
競技中の脈拍が安定しているどうかの「技術点」とぼーっとする作法の美しさを見る「芸術点」などで争われるのだそうです。
病院で使われるパルスオキシメーターを使用しているあたり、徹底されていますね…!
動画を見る限り、日差しが照りつける中での大会だったようで、11月といえどもかなり暑そうです。
ストールなどを使って日光対策をしている人もチラホラいらっしゃいますね。
ただし、とても厳しいもう一つのルールがあります。
それは、居眠りをしてしまったら失格処分となるのです。
ひたすらにぼーっとした状態を保ちつつ、寝てはいけない。
これは個人的にはかなり厳しいルールです。
僕は横になったら割とすぐに寝てしまうのです。
なんなら、立ったままでも意識を失うことがあります。
そんな僕が果たして90分間居眠りをせずにぼーっとし続けることができるのだろうかと思いつつ、非常に興味をそそられたので今日試しにひとりぼーっとする大会を開催してみることにしました。
家の中で、ヨガマットの上に寝っ転がっていざ開幕です!
”何もしない”のが目的なので、いつもは暇なときは音声やアファメーション動画などを流すのですが当然今日はそれらもナシ。
自然音のみの状態で、ひたすらにぼーっとすることにしてみました。
ただ、いざ始めてみるとこれがなかなか難しい。
一点のみを見つめようとしても、どうしても視線があっちこっちを向いてしまい、
- そういえばあの本どこまで読んだんだっけ?
- あ、今日のご飯何を作るかまだ決めてないな…
- もう10分くらいは経っただろう…
とか余計なことを考えてしまいます。
特に時間について考えていることが非常に多く、とにかく僕は時間がどのくらい経ったのかをすごく気にしているんだなと感じました。
スマホはもちろん、時計も見ないようにしていたので時間経過がどのくらいだったか全然わからず、普段いかに時間を気にして生きているのかを改めて思い知りました。
いろんなことが気になりつつもそのまま続けようと思っていたのですが、多分横になって15分くらいぼーっとしていたところで、いつの間にか居眠りをしてしまいました。
残念ながら僕がこの大会に出てたら速攻で失格でしたね。
ですが、個人的にはかなり有意義に過ごせたと感じています。
今はとにかく忙しい時代です。
洗濯機や食洗機、お風呂も蛇口をひねれば温かいお湯が出るし、なんならルンバなども登場して家事をする時間などは昔と比べて圧倒的に減ったはずなのに、なぜか忙しさはいっこうに減らないという不思議な時代です。
そんな時代だからこそ、”あえて何もしない時間”を作るというのはかなり大事だと思います。
90分ぼーっとするのは難しいかもしれませんが、例え10分だけだとしてもスマホ・時計などのデジタルなものを置いてぼーっとする時間を取ってみるのはいかがでしょう?
本当は動画のように屋外でアーシングしながら行うのがいいのでしょうが、今の季節、屋外はかなり暑いのでもちろん無理は禁物です。
僕も屋内でやりましたしね。
くまのプーさんの”何もしないをする”がとてもすごいことだったんだということが身にしみてわかりました。
忙しさに忙殺されそうになったときには”ぼーっとする大会”のことを思い出して、ぼーっとしてみることにします。
それでは今日はこのへんで。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。