雑記

結構始まりはテキトーなのかもね

こんにちは、ホロンです。

ふと思ったのですが、”帝王切開”って言葉がありますよね。

何らかの理由で普通分娩での出産が難しい場合にお腹を切開して赤ちゃんを取り出す方法のことです。

これ、「なんで帝王切開って言うんだろう?」と疑問に思ったので調べてみました。

こちらのサイトによると、もともと子宮を切開するという意味のラテン語がドイツ語に翻訳され、Kaisershinitt(切開分離)となったそうです。

ちなみに「カイゼルシュニット」と読むみたいです。

ドイツ語のKaiserは「分離する」「切り分ける」の他に、「皇帝」という意味も含まれます。

そして19世紀にこの手術法と言葉が日本に伝わったときにKaiserを「帝王」と誤訳したことから帝王切開となったとする説が一般的なのだそうです。

つまり帝王切開は本当なら”切開分離”というのが正しい日本語なのでしょう。

しかし、誤訳ということがわかってもなお、「帝王切開」という言葉が一般的に使われていますよね。

なぜ今日は帝王切開のことを話したかというと、ここに注目したいからです。

この帝王切開の例のように、名付けたあとで

「あれ、これ本当は違うんじゃね?」

とわかっても、もう今更変えられないということがよくあるのですよね。

そして、長く使い続けているとそれが定着するのです。

案外、今当たり前だと思ってることも実は始まりはテキトーだったのかもしれませんね。

だから、大事なのは「これはなんで〇〇って名前なんだろう?」みたいに疑問を持ち、調べてみることです。

とはいえ、本やネットに書いてあることが絶対に正しいというわけでもありません。

もしかしたら、帝王切開の名前の由来も別の説が正しいのかもしれません。

だから、調べたことを軸にして自分なりにでいいのでなんらかの答えを出してみることですね。

思考停止でただ受け取るだけではなく、自分で考えて答えを出す。

これがなかなか「自分のこの考えは間違ってるんじゃないか」という恐怖との戦いなのですが、その恐怖と向き合いながらでも自分なりの答えを出す練習をしていくことをおすすめします。

大丈夫です。

この世で絶対的に間違いないものなんて「人はいつか必ず死ぬ」ということくらいですから。

人間は「自分が正しい」と誰もが思っているもの。

だからまずは自分なりにでもいいので、答えを出してみましょう。

そして、その時の考えが絶対的に正しいと固執するのではなく、日々バージョンアップさせていくことも必要です。

自分が考えたこともその時の体調や気分次第で全く変わったりするものですからね。

固執するのは新しい発見を逃すことにもなりかねません。

あー…何が言いたいのかわからなくなってしまいました。

とりあえず結論だけ言えば、

  • 案外当たり前に使っている言葉も最初はテキトーだったのかもしれない
  • 思考停止にならずに考え続けて自分なりの答えを出して、日々バージョンアップさせよう

ということが言いたかったのですが、伝わったでしょうか?

人にわかりやすく伝える文章が書ける人って本当にすごいなぁ。

わかりやすい文章を書けるように僕も日々練習です。

というわけで、最後までお読みくださり、ありがとうございました。