こんにちは、ホロンです。
先日、僕のヒーローアカデミアの最新刊を読んでいました。
読んでいるうちに、物語におけるラスボスって結構いろんな共通点があるなと思いました。
思いつくだけでも、
- 圧倒的な力を持っている
- 自分以外のものは信用してない
- 自分が絶対的に正しいと思っている
- 自分以外の人間は計画のためのコマか敵のどちらか
- 恐怖で支配しようとする
- 自分が望むものをすべて手に入れようとする
- 死を克服しようとする
という部分は多くのラスボスが同じような考えをしていますよね。
ジョジョの奇妙な冒険のDIO、鬼滅の刃の鬼舞辻無惨、ハリーポッターシリーズのヴォルデモート、ヒロアカのオール・フォー・ワン…。
パッと思いつく人物はこれくらいですが、もっともっと多くのラスボスキャラが存在することでしょう。
しかし、僕の知っている限り彼らは例外なく最後には主人公やその仲間たちの手で討たれることになります。
自分だけが良ければいいという考え方はこの世の理に反しているということなのでしょうね。
では、もし今あなたが超人的な力に目覚めて望んだものの何もかも手に入るとしたら何が欲しいでしょう?
お金?才能?友人?時間?異性?知識?称賛?地位?名誉?モノ?土地?資源?
…さて、何が欲しいのでしょうね。
そして、それらを手にしたときに本当に幸せになるのかどうか?です。
おそらく、「もっと欲しい」という欲が加速していくだけだと思います。
そんな僕もふとした時に彼らラスボスと同じような思考になってしまうことがあります。
- 自分が平穏な人生を送れれば他の人が苦しんでいてもどうでもいい。
- 面倒事に巻き込まれたくない。
- 自分がもっと楽しめるように他の人が頑張って提供するべき。
という感じに。
こういう思考になってしまったら危険信号です。
これらの思考の共通点としては、”自分”に焦点が向かっているということ。
- 他の人が苦しんでいても、”自分は”痛くないから関係ない。
- 面倒事に巻き込まれたら”自分が”嫌な気持ちになる。
- ”自分が”もっと楽しみたい。
このラスボス思考から開放されるには、思考の焦点を自分ではなく相手に少しでも向けようとすることです。
まずは向けようと意識する(決める)だけで構いません。
そこから少しずつ少しずつ、自分と相手の割合を半々くらい、あるいは49:51のように相手のことを考える割合がちょっと多いくらいにできれば理想ですね。
逆に0:100みたいに自分のことを全く考えようとしなかったら今度は自己犠牲的になってしまうのでアウトです。
…いや、書いていて思いましたが、自己犠牲的な生き方はそれはそれで”自分”に焦点が向いているということになるのですかね?
うーむ、今の僕には答えは見えません…。
自分を労りつつ他人にも目を向ける。
この割合はどのくらいがベストなのかは僕にはわかりませんが、ベストな割合は自分で見つけるしかないんじゃないかなって思ってます。
僕もまだまだ修行中の身で、しょっちゅうラスボス思考に陥ってしまいます。
そのたびに「自分のことだけを考えているのではないか?」と振り返りながら、困っている誰かを助けていける主人公的な思考にシフトさせていきたいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。