独り言

弟への手紙を綴る

こんにちは、ホロンです。

1日2000文字チャレンジ14日目。

なんやかんや2週間ですね。

さて、とはいえこうして書いてみても、僕は未だに誰に何を伝えたいのかハッキリとは見えていません。

勉強になったこと・面白いと感じたこと・レビュー・心が軽くなるようなことを発信しようと心がけているはずですが、自分が書いた文章を見返していると無理矢理ひねり出しているような感じもしています。

そういえば、ブログなどを書くときには

「誰か一人に向けて書くつもりで書く」

のだと聞きました。

今までその具体的な”誰か”というのを考えてみても全然思い浮かばなかったのですが…今日は昨日ちょっと衝撃的な報告があった弟に向けて手紙を書くイメージで書いてみます。

では以下からは弟へ向けた手紙になりますので丁寧語ではなくなりますがご了承くださいませ。

弟への手紙

弟へ。

つい昨日(令和6年2月26日)のこと。

「結婚を前提にした彼女ができました」と写真とともに報告を聞いた時には驚いたよ。

おめでとう❗🎉🎉

とうとうこの時が来たかという感じだ。

ラインで日頃からやり取りしていたとはいえ、そういう浮いた話はてんで聞かなかったから、もしかしたら結婚する気はないのかなって思ってたわ。

家族の中では僕と遊ぶことが多かった君だが、とうとう生涯をともにしたいと思える人を見つけたんだね。

思い返せば、僕はかなりいろんなことを君から教えてもらったよ。

知っての通り、僕は自発的に動くことがほとんどない。

特に未知のものへの恐怖というのは今の比ではないくらい強かった。

メールアドレスすら作ることを拒否してたくらいだからね。

それに対して、君は昔からいろんなことに挑戦していたものだ。

一人で色んなところを転々としたり、ヤフオクをやっていたりと僕では思いつきもしないことばかりやっていたなぁ。

あまりに自発的に動かない僕を見かねたのかどうかはわからないけど、MacBookからゆにわさんまでオススメの家電や日用品・本・コミュニティなどいろんなことを教えてもらったりもしたね。

君からの紹介じゃなかったらまず間違いなくどれもこれも突っぱねていただろう。

そう考えたら、君から紹介されたあらゆるものは僕の人生のかなり深い部分にまで入り込んでいて、感謝してもしきれないくらいだ。

君が色々紹介していなかったら僕の人生はまず間違いなく今よりも悪くなっていただろう。

時々厳しい言葉遣いが気になったりしたこともあったけど、恩を受けたら絶対に返すという君のスタンスは好きだぜ。

そんな君なら幸せな家庭を築いていくことができるだろう。

ただ、ここでちょっと偽らざる胸の内をさらしておくと、彼女ができたと報告を受けたときには祝福したいという気持ちと同時になんともいえない感情が渦巻いたよ。

普通に祝福したい気持ちと嫉妬心のようなものが入り混じっているっていうのかな。

認めたくないことだが、100%純粋な祝福だけの感情ではなさそうなんだよね。

いずれは君のほうが先に相手を見つけるだろうと思っていたし、その時が来たら100%心の底から祝福をしようと心に決めていたはずなのに、このモヤモヤはなんだろうね。

やはり人間、いずれ来ると想定していたことだろうといざ目の当たりにすると平静を保てないということなんだろうか。

この調子だとたぶん、父親や祖母が亡くなるときにも想像以上に取り乱すんだろうね。

あるいは、「取られた感」があるのかもしれない。

長いこと仲良く過ごしていた弟が女性に取られた…みたいなね。

…うん、自分で言っててアレだけどキモいな。

純粋な祝福のみの気持ちでお祝いできずモヤモヤしてしまうという自分の心の状態を客観的に観察して、まだまだ器がちっさいなと自分自身を自嘲するところではある。

まあこの偽らざる気持ちはさておき、これからはお付き合いを経て結婚というフェーズに入っていくはずだ。

次に直接会うことがあったら色々と聞いてみたいと思う。

  • 名前は?
  • お仕事は?
  • 出会いはどんな形で?
  • 何歳差?
  • 趣味は合うの?
  • どんな家庭を作っていきたいと思ってる?

などなどね。

いろんな惚気話やデートのときの話も聞かせて欲しいって思ってるよ。

さて、ここからが一番伝えたい大事なメッセージ。

兄弟の中で一番僕と仲が良かった君だが、これから先はその娘やこれから生まれてくるであろう子供、これから出会う人たちを最優先に行動してほしい。

僕自身はいい兄貴だったかどうかはわからない。

叱るべきときに叱れなかったり、情けない部分も何度も見たことだろう。

だが、兄貴として僕が君にやってあげられることはだいたいやってきたと思う。

それをもし恩に感じているのなら、僕に返すのではなく、彼女これから出会うたちに与えてあげて欲しい。

僕ら定位家族はなんやかんやで過去の人間だ。

過去の人間がこれから未来を歩んでいこうとする人間の足を引っ張ってはいけないからね。

僕は僕で、僕の人生を歩むさ。

君は君で、君の人生を歩んでいけ。

僕らが人生を通して見ようとしている絵が同じ絵なのかどうかはわからない。

もし同じ絵を見ているのなら、いずれ再び道が交わることもあるだろう。

その時にはまた発展的な会話をしようじゃないか。

もちろん、今日から一切の連絡を断つという意味ではない。

連絡したいと思ったときにはいつでも連絡するといい。

愚痴りたくなってきたときには聞くし、サポートできることはするさ。

アドバイスが欲しいならすることもあるだろう。

だが、僕のスタンスはなんとなくわかっていると思うが基本的に口出しをすることはしない。

邪魔はしないよう心がける。

だから君が君自身の価値観でこれが正義だと思うことを貫いていくといい。

どうしてもしんどくなったらまたいつでも帰ってきな。

僕ができることなんてご飯を作ることと話を聞くことくらいだが、もし帰ってきたときに温かい雰囲気で迎えられるよう心の状態や家の状態を可能な限り整えておくぜ。

さて、あまり長々書いてもアレなのでそろそろ筆を置こうと思う。

最後にもう一回、おめでとう❗🎉🎉幸せにな❗

まとめ

…さて、書いてみました。

今回は弟に向けて書いた手紙なので、他の人が読んでもわけが分からないでしょう。

でも、なんとなく「たった一人に向けて書く」という感覚はぼんやりつかめたような気がします。

誰か一人を意識する。

これを真に腹落ちさせたときにそのたった一人に響く文章が書けるようになるのでしょう。

そこを目指していきます。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。