こんにちは、ホロンです。
最近改めて思うこととして、
「人を自分の思ったとおりに動かそうとしないこと」
って本当に大事だなと思います。
今日はちょっと機嫌が悪い人がいて、その人の機嫌の悪さに引っ張られてしまいました。
昔は
「どうにか機嫌を直してくれないかな…」
と思ったりしたのですが、
「自分の機嫌というのは自分で取るものだ」
と教わり、それからはよほどのことがない限りは機嫌を取るという行動はしないようにしています。
ただ、そうすると今度は、
「これってただ人に対して冷たいだけなんじゃないか?」
って思ってしまいます。
このあたりのさじ加減は本当に難しいです。
不機嫌な人に無理にかまっても自分がしんどくなっていくだけですし、かと言って放置するというのもそれはそれで愛がない。
一体どのようにするのが正解なのか?と迷うところでもあります。
まあもちろん、正解なんてその時々によって変わるものなのでしょう。
ただ一つ確かに言えるのは、
「人の機嫌の悪さに影響されて自分も機嫌が悪くなってしまう」
というのは僕の理想とする状態とは程遠いということです。
人の思いというものは良くも悪くも伝播していくもの。
ただし、ネガティブな思いの伝播はポジティブな思いの伝播より7倍もの力があると言われています。
だからこそ、それ以上ネガティブな空気が広まらないように自分のところで断ち切りたいわけです。
ですが、そう簡単にできたら苦労はありません。
実際今日もネガティブな空気に当てられて自分自身もちょっと気分が悪くなってしまいました。
「ネガティブな空気にしないでほしいなぁ」
とも思っちゃったんですよね。
ただ、それは言い換えるなら、
「自分といるときにはご機嫌な状態でいてほしい」
と望んでいるということもできます。
それはつまり、
「その人を自分の望む状態にコントロールしようとしている」
ということ。
人を自分の思ったとおりに操作しようとすることほど愚かで傲慢なことはありません。
そもそも人間の感情には波があり、ちょっとしたことで変化するものです。
その一部分だけを切り取ってネガティブだ!とジャッジするなんておこがましいことですよね。
それに、人が自分の思ったとおりに動かないなんて当たり前のことです。
そもそも、自分自身でさえ自分の思ったとおりに動かせません。
もし自分自身のことを自分の思い通りに動かせるなら、部屋の片付けは毎日完璧にできていますし、年初に立てた目標はすべて達成しているはずです。
人は自分の思ったとおりには動かない。
まずこれを前提にして考えていくと良いのではないでしょうか?
人を思い通りに操作しようとすると生きにくくなるだけ。
そんなことより、いちばん大事なのは自分自身のご機嫌を自分で取っていくことです。
周りがどれだけ絶望な空気に飲まれていようが、自分自身はそこに同調することなく、楽しい気分で過ごす。
そうなれるように、自分自身の機嫌を取っていけるよう研鑽の日々です。
自分が楽しく感じられることを大事にしていきます。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。