こんにちは、ホロンです。
日本人は和を大事にする特性があります。
それ自体は大変素晴らしいことです。
しかし今ってどことなく、
「みんなから仲間はずれにされたくない」
という思いから、
「本当はその意見は違うと思うけど…」
と思っても自分の意見を言わずにいることも多いのではないかと思います。
僕自身も自分の意見を声高に主張するタイプではないので、偉そうなことは言えませんが、自分の中にある考えも大事にしていきたいと思っています。
全員に当てはまることなんて無い
実際問題、世の中の人全員が共通して好きになるものなんて無いじゃないですか。
「2:6:2の法則」というものがあります。
どんな人であろうと、
- 2割の人には嫌われ
- 6割の人はどっちでもなく
- 2割の人は自分を好きになってくれる
という法則のことです。
これはどんな聖人君子だとしても当てはまる法則なのだそうです。
であるならば、みんなの意見に同調しようとしまいとどのみち2割の人には嫌われるのです。
それなら自分の意見とは違う考えに無理やり同調して自分の意見を押し込めても苦しくなるだけということがわかりますね。
アニメで例えると
僕はアニメ好きなのでアニメに例えますが、「鬼滅の刃」という作品がものすごく流行りましたよね。
劇場版「無限列車編」が実写作品も含めた歴代の映画の興行収入ランキング1位だった「千と千尋の神隠し」(316.8億)を超えてトップ(404.3億)になりました。
それほど全世界に影響を与えた鬼滅の刃ですが、当然、鬼滅の刃を
- 見たことがない
- 好きではない
という意見もあります。
正直僕も鬼滅の刃のギャグパートはちょっとノリが寒く感じることがあります。
「鬼滅の刃が大流行しているから自分も好きにならなくちゃ!」みたいに考える必要は全くありません。
他にも僕は
「となりのトトロ」
「千と千尋の神隠し」
以外のジブリ作品をほとんど見たことがありません。
「天空の城のラピュタ」や「もののけ姫」などは名作だから絶対に見たほうがいい!!と言われるのですが、なぜか見る気が起きないんですよね。。。
同じように、
「自分はこれが好き!」
「これはあんまり好きじゃない…」
っていうのは絶対にあります。
画一的に
「自分がこれが好きなんだから他の人も好きに違いない!!」
という意見の押しつけをしないようにしたいですね。
教科書に載っていることも変わる
何度でも言いますが、絶対的にこれが正しい!という答えなんてこの世にはありません。
教科書で習ったことが時代とともに変わるなんてこともよくあります。
僕の世代では鎌倉幕府は
「いい国(1192)つくろう鎌倉幕府」
で1192年に成立したと習っていました。
しかし、今では1185年の成立とされているそうですね。
たった20年くらい前のことでもそうやって情報はアップデートされているのです。
まあ正直
「1000年も前の出来事に対する7年の差くらい別にどっちでもいいじゃん」
と思わなくもないのですが、研究が進んで新しい解釈が生まれるというのはよくあることです。
「僕らの時代はこう習ったんだから今でも変わってないに違いない!!」
っていうのは完全な思い込みでしか無いのですよね。
とにもかくにも、
「教科書に書かれていることが絶対的な真実だとは限らない」
ということは認識しておいたほうがいいでしょうね。
答えは自分が決める
じゃあ何を信じたらいいの?
という話ですが、その答えは
「自分が信じたいものを信じればいいんじゃない?」
となりますね。
僕は昔は
「世の中は不公平でいいことなんて何もない!」
って思って生きていました。
しかし、今では
「世の中は不公平ではあるけど自分の捉え方次第でどうにでもなるんじゃない?」
と考えを変えています。
今のこの考えも時が経てばまた変わっていくものなのかもしれません。
ただ、どうせ生まれてきたのなら楽しんで生きるようにしていきたいなというのが今のところの結論です。
少なくとも、
他の人に呪いを植え付けるような生き方だけはしたくないなと思っています。
理不尽な目に遭うこともあるでしょうが、それを他人のせいにするのか、伏線と捉えて次の行動に繋げていくのか?
それは自分の心構え次第でどちらにでも舵を切ることが出来ます。
これが好きだなと思ったこと、なんか違うなと思ったこと、そういう自分の中にある答えを大事にしていきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。