こんにちは、ホロンです。
今日のひすいさんの1分動画はすんごい共感したので紹介したいと思います。
「針を動かしている時ほど心が休まる時間はないの」と言ったお母さんの言葉には続きがあります。
「でも機械に急かされるようになったらおしまい。それに、機械があれば仕事が減るなんていうのは嘘だと思う。年に一枚か二枚のショールでよかったのに、ミシンがあったら10枚のショールをつくることになって、結局はあくせく働くことになる。そうなれば、前よりもずっと多くの布が必要になってしまうわね。時間を節約したとしても、余った時間で何をするというの? 仕事の喜びは私の宝物みたいなものよ」
引用:https://www.youtube.com/watch?v=A_2I0QkhyHY
特に心を打たれた言葉
僕が特に心を打たれたのは、
「機械があれば仕事が減るなんていうのは嘘だと思う」
という言葉です。
令和の時代は、江戸時代とかに比べたらはるかに便利で、はるかに物が溢れ、はるかに文明が進んでいますよね。
どんどん自動でなんでもできるようになって時間は増えているはずです。
でも、これを読んでいるあなたは実感されていると思いますが、時間が増えたはずなのに現代人はとても忙しそうですよね。。。
しかも、日本は2023年の世界の幸福度ランキングで47位と決して高い位置にはいません。
これは忙しく働く現代人に、
「効率化の果てに何が残るのか?」
と問われているように思えてなりません。
果たして本当の豊かさとは何なのでしょうか?
本当の豊かさとは?
個人的意見ですが、本当の豊かさというのは効率化することではなく、むしろその真逆にあると感じています。
つまり、
「手間を掛けること」
なのではないでしょうか。
例えば、
- コーヒーを豆から挽く
- レトルトではなく素材から料理を作る
- プラモデルを作る
など、素材を自分の手で加工するという文化は未だに残っていますよね。
これらはやろうと思えばすでに出来上がった状態のものを手に入れることができます。
ではなぜ完成品を手に入れるのではなく素材から加工するという行為が未だに残っているのでしょう?
お金がかかるからというのも一つの理由だと思いますが、手間を掛けるからこそ愛情も込めることができるからではないでしょうか。
最初から完成されたプラモデルを見て「すげー!」と思うことはあっても、達成感もへったくれもありませんよね。
いっときの高揚感で終わってしまいます。
同じように、全自動で家事や仕事など何もかもやってくれるようになったら幸せになれるのか?
そんなことはありません。
今の時代は効率化から離れて、ひとつひとつにしっかりと向き合って、手間暇をかけることを望まれているのではないでしょうか。
バランスは取ろう
もちろん、だからといって
「機械を全部捨てて最初から全部手作りしろ!」
と極端なことを言っているわけではありません。
僕だってパソコンを使いますし、洗濯機や炊飯器も利用しています。
ただ、全部自動化した先に幸せはないというのは間違いないでしょう。
現実生活とのバランスは取りつつ、何かに手間暇をかけていくことこそが豊かさなのではないかと感じます。
それこそ子どもを育てていくように、慈しみをかけて取り組んでいきましょう。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。